（２００１年４月開始）
１月から待ち続けて、やっと出ました(^o^)/【３月末発売】
３回ほど、同じ本屋（秋葉の書泉）で、聞いてしまった(^^；

待望の新シリーズになります。２巻目は、あっけなく買えました。
（さすが、赤城先生！！）


・第１巻『滅びの星の皇子』（２００１年３月２５日発売）

　破蠍星の呪縛を打ち砕き己の真実の道を征け！

・第２巻『異端者達の軍旗』（２００１年５月３１日発売）

　宿星を砕きて　我、今ここに起つ！！



感想を少し、読む前の参考になるかな？



ネ

タ

バ

レ

改

行




＜第１巻＞
新シリーズです。壮大な物語の序章という位置づけの感が大きいです。
話のスケールが、今までと違う気がします。大きくなったのかな？
中世の戦記物のお話ですが……ロイエンタールとミッターマイヤーっぽい気が
してしまった。（ごめんなさい。素直な感想です。＜銀英伝）
要するに、幼なじみの気心を知れた２人の将の戦いですね。
ということは、ハッピーエンドではないと……う〜ん重い話です。

しかし、その中で、フィンレイというヒロイン（姫）が、元気かつ美人で、輝きを放ってます。
そして、姫様に従う２人の騎士（シドゥとヴェリオル）も良い味だしてます。

今回も（＾＾；、若い騎士に従う老練な従者（パッシェンダール）がいます。
ファンタジーの王道です。

今後は、ユリアスが、いかに宿命に抗い自分の国を蘇らすか？
いかに民を救うのか？が、面白い展開となる気がします。

鳥遊民のお話は……ちょっと嫌だな。
あそこで、裏切るのは……まぁ、人間らしいのだが……ちょっとね。

最後の「警告」は、なるほど！！と思います。

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（蛇足）
そういえば……、新ロードスも、国の復旧がテーマですね。
あちらは、戦乱の世ではなくなりましたが……こっちは、大戦争中です。

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＜第２巻＞

まず、帯のセリフ格好いいです。主人公のユリアス・スウェン・アクセンシュルナも、
格好良くなってきました。遊びが無い分、十三郎には劣りますが(^^；
（遊びを出せる状況ではないですな）

今回の一番は、１４７ｐのパツシェンダールの言葉です。
「弱気もの、おのれの守るすべのないもののためならば……
 　　　　　　　　　　　　　　（中略）
かかる獅子の心を持つものこそ、まことの騎士」
有翼からの赤城流騎士道です。大好きです。（そういえば、私も獅子の星に生まれてます（＾＾；；；；）

まだまだ、役者がそろった！と言う前半の感じがします。

一つだけ、赤城先生に言いたいことがあります。
あの〜、幼い子供ばかり死ぬのは……ちと、感じ悪いです。
まぁ、確かに主人公にトラウマを与え、宿星という物を、考えさせるには、良いシナリオ
と思いますが、ジュブカというキャラは、長生きして欲しかった。非常に残念。

戦争物を描く以上、人は死にます。でも、大人が死のうよ。
ちょいと、そこだけが気になります。
（どうしても、田中先生の銀英伝と比べちゃうんですよね。）

とはいえ、すきな作品ですので、次巻に期待。この大河ドラマは、長い話であって欲しいです。
できれば１０巻ぐらい！！