Ｆ．Ｏ．Ｇが、１９９８年冬に発表した「久遠の絆」について紹介します。

ゲームの内容は、小説を読むようなシュミレーションです。
（アクションゲームとかもやりますが、人として未来に伝えるゲームは
　こういう、良いシナリオを持った物であってほしいです）
シナリオは、文庫本に換算すると「６冊」にもなります。
でも、やっただけの感動を必ず得ることが出来ます。

「言葉」の使い方に非常に気を使われてます。
それと、「言葉」が出てくるタイミングが、非常に凝っています。

コンセプトは「愛は転生する」です。
人間も、こんな愛持つことが出きるのです。
たぶん……。私は、信じたいですね。こういう恋愛話……

まぁ、あんまり現実的でもないですが……ぜひ、読んで、いや、やって
見てください。今度、完全版が……ＤＣで出ました。

私的には、やっぱり、ヒロインの「万葉（まよう）」が良いです。
主人公では、信吾です。

そうそう、登場キャラ多いですので、その辺は難しいかも……

話の根本にあるのは「竹取物語」、それと「記紀」（日本書紀、古事記）
です。この日本と言う国について、知っていれば、ますます面白いかも！

まぁ、簡単に、この国の成り立ちに触れておきますと……

まず、日本の「真」の年表は、「皇紀」という物になります。
（こっちを使っていれば、何も西暦２０００年なんて事はなく、
　２６６０年だもんなぁ……なんで、西洋の年表使わないといけないのか？な）
神武天皇即位（紀元前６６０年）が、元年になります。
（天照大神の孫にあたる、
　天津日高日子万能邇邇藝命（あまつひこひこほのににぎのみこと）の孫が
　神武天皇です。創世の話は、凄く長いからカット。でも、第３章では知ってお
　かないと意味がわからんかも(^^;高天原、葦原中国、黄泉国は最低限理解。）
（三種の神器の天叢雲剣（あめのむらくものつるぎ）、八咫の鏡（やたのかがみ）
　八尺瓊勾玉（やさかにのまがたま）を持ってして、東征しこの国を納めました。
　漢字出すのに苦労した(^^;）
で、皇紀１１６７年に第２５代の武烈天皇で、天津神の血脈が途絶えます？？

で、ここからは、このゲームでの設定（昔の書物にも多少記述はあるけどね）で
蛍（万葉の前世）が、御剣の使者として、行動を起こすのが、皇紀１６０１年。
５００年近くの間で、負の気が澱み、土蜘蛛族（まつろわぬ神）が暗躍いていた
……という感じで物語が進んでいきます。
（最初は、現代からスタート）

このゲームも、世界を広げるための物が、出ています。

【久遠の絆：オフィシャル　コンプリート　ワークス】
いわゆる攻略本です。
わかりやすいです。絵と言葉の選び方が良いです。

【久遠の絆：設定資料集】
はい、設定です。私の上に書いた説明より詳しい説明が載っています。

【久遠の絆：ファンブック】
オフィシャルの同人誌かな？京都の地図や、愛宕山の登り方もあります(^o^)/
私と友人は、今度、久遠のために京都行く計画があります。

【久遠の絆：サウンドトラック】
ＨＰで売っています。ほとんど、限定発売です。
良い音楽です。ホント心に染み込みます。

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