（２０００年１２月このページ開始）
ふと、昔、姉から借りた「川原 泉」先生の『銀色のロマンティック……わはは』
が、ＮＨＫのフィギュアスケートを、見ていて読みたくなり
文庫本の傑作集を買いました。
白泉社文庫 甲子園の空に笑え！ 川原 泉 ６００円
収録作品
甲子園の空に笑え！
ゲートボール殺人事件
銀色のロマンティック……わはは
【感想】
この人の作品は、ほのぼのしていて、好き！
「甲子園の空に笑え！」は、物事、楽しんでやれば、結構良いところまで
行く事を示してます。
私も、ものすごーく昔、弓道なるスポーツで、優勝なんてモノをしたこと
ありますが……あれは、楽しんでいたからだろうな！
世の中、特に勝負事は、楽しいと思った人が勝ちなのです。
勝たなきゃとか、意気込むとたいていダメ。
上手く行けばいいなぁ……ぐらいで、楽しむことが一番です。
「ゲートボール殺人事件」
ふと、草むらで、昼寝したくなり、してしまっている３人の男性が出てきます。
わかります！その感覚。昔、寝ころんで見た、青空は、未だに忘れない……
話の内容は、推理モノ？サスペンス？ですが……これも、心温まる話です。
「銀色のロマンティック……わはは」
本当に、好きです。この話。
影浦さんの雪の中で、泣いて悔しがるところから
一度っきりのチャンスを、精一杯楽しんで、まぶしくて、愉快に踊る
ペア……そして、フルポイント……
感動します。涙でます。
いつか、実際に見てみたいなぁと思ったり。
「ポチ」も「とーちゃん」も好き（笑）
そういえば、今は、エキシビジョンで、女性が男性リフトするペアがいますね！
この話、読んだんだろうか（笑）
白泉社ジェッツコミック ブレーメンＩＩ 川原泉 ６００円
中森ねむる先生で知り合った、ねこさんに教えていただいた最新作です。
ＳＦ好きな私にとっては、すぐにお気に入りになりました(^o^)/
教えてくださって有り難うございます。感謝！
では、各話の独り言を、少々書いていきます。
「ブレーメンのおんがくたい」
アンブレラの再登場……って、前作読んでるんだなと安心。読み直さないと！
こういうＡＩ作りたくて、ＳＥを目指しました。（現実は……だいぶ違うけど）
いつか、こんなコンピュータ欲しいです。
この話のツボは、３０Ｐです。
ここで話されていることは、人の暗黒面ですね。絶対、表に出していけない面です。
この中では、相手が動物になってますが、人の中でも同じ事を平気でやっている
人々がいます。ホント、人間でいることが恥ずかしい……
最後にボイジャーを持ってきたました。素晴らしいです。この探査機は、太陽系を
離れるとき、本来予定されてなかった、私達が住んでいる星系の全体写真を
撮ってくれました。もの凄く離れた場所でも、ＳＥが考えだした、新しい行動に
従って最高の成果を出してくれたコンピュータです。
そして、人類が作ったんだよ！というメッセージを背負って遙か遠くを旅行してます。
誰か良い生物に出会うと良いですね。
（人類が成長して、ボイジャーに追いつくことが出来たら、自分たちの手で回収するのも
良いかな？）
「ジャックと豆の木」
クドリャフカのお話です。私のＨＰ読んでるとわかりますが……冷戦がおこした
人類の愚考です。もう二度と、こういうことは止めましょう。システム創った人
自ら落とし前つけるのが、本来の姿です。
悲しかったでしょうね。人と他の生物とのコミュニケーションがとれる
装置出来ないだろうか？今後、人の為だからって、他の生き物を犠牲にするのは、
止めましょう。等価値なのだから。
碧豆のお話は……あぶないこと書きますね。
私の主観では「彼らの存在意味はない」。だって、ねぇ、やっていることと
言ってることがてんでバラバラで〜、且つ極端で、嫌いです。利権とかからんでそうだし。
人類が地球汚しているのは確かだけど……たぶん、地球ってそんなにやわじゃない。
地球自身、楽しんでるから人間を生かしてるんだと、思ったり。（確証無いけど）
行き過ぎる主張は嫌いです。音便に話そうよ。人なんだから。
「やぎさんゆうびん」
２巻に続くお話です。ここの社長さん好きです。
連邦統一……この星が１つになるのは、何時になるんだろう？
もし、最短に統一するなら、圧倒的な力で、ねじ伏せる。
でもって、その後、その政府が、すべての人々の協力で倒される。（ＦＳＳ第３部のようにね。）
今のところ、無理でしょうね。人って同じ感じの人の方が好きになりやすい傾向あるかと。
（同族嫌悪もあるけど）だから、違う人達と仲良くなれない……
それと問題は、宗教です。
なんでここまで大きな違いとなっているのだろうか？わからないですね。
殆ど言っていることは皆同じなのに。
２巻は、現在探してま〜す。
